自民・小泉進次郎氏「党議拘束かけず採決に」首相就任で提出方針の選択的夫婦別姓法案【ニッポン・フォーラム#1】
小泉進次郎・衆院議員が、自民党総裁選の立候補記者会見で、
「選択的夫婦別姓法案を提出したい」と述べました。
愛国皇党は、選択的夫婦別姓制度に対して断固として反対の立場を表明します。
1. 皇室と日本の主権の保護
日本の皇室は、国家の象徴であり、天皇は日本の主権者です。その伝統と保護は、国家の根幹を成すものであり、日本の文化と歴史の重要な一部です。
選択的夫婦別姓制度の導入は、皇統に対する直接的な脅威となり得ます。
この制度が広がることで、家族制度や社会の枠組みが変化し、結果的に皇室の伝統や皇統の維持が困難になる可能性があります。
2. ジェンダー問題と皇統の関係
選択的夫婦別姓の議論が、現在の男女同権やジェンダー問題と密接に関連していることは見逃せません。多くの改姓のケースが女性に偏っている現状が、ジェンダー平等の観点からこの制度の導入を支持する動きとして捉えられています。
この背景には、男女同権の主張が含まれており、選択的夫婦別姓が進むことで、次に狙われるのは皇室の制度である可能性があります。
現在の世論では「男女同権は当然であり、天皇が男性に限られるのは不公平ではないか?」という意見が浮上することも考えられます。これは、選択的夫婦別姓制度を導入することが、さらに天皇の性別に関する議論を呼び起こし、男系男子の継承を阻害する可能性を孕んでいることを意味します。
3. 皇統保護のための取り組み
日本の皇室は、男系継承によって皇統が守られてきました。これは、数千年にわたる伝統と歴史に根ざした重要な制度です。選択的夫婦別姓制度が導入され、さらにジェンダー平等の名の下で皇室制度に対する挑戦が続くようになると、天皇の男系継承に対する圧力が強まる可能性があります。このような変化は、皇室の安定性と日本国の象徴性を脅かすものです。
したがって、少しでも皇室の伝統や皇統の継承に対する阻害要素を排除することが、私たちの国の文化と歴史を守るために不可欠です。選択的夫婦別姓制度を導入することで生じる社会的、文化的な変化は、長期的に見て皇室の安定性を損なう可能性があり、慎重に検討する必要があります。
結論
愛国皇党は、選択的夫婦別姓制度が皇室の伝統や皇統に対する直接的な脅威となることを深く憂慮し、断固として反対の立場を取ります。
私たちは、日本の文化と歴史を守り、皇室の安定性と皇統の継承を守るために、夫婦同姓制度を堅持し続けるべきであると強く信じています。愛国皇党は、引き続き日本の誇りある歴史と文化を守り、国家の根幹を支えるために、この反対の立場を貫いてまいります。
自民党の小泉進次郎元環境相(43)=衆院神奈川11区=は6日、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した記者会見で、首相就任時に国会に提出する方針の選択的夫婦別姓制度の導入法案について、党議拘束をかけない考えを示した。
「選択的夫婦別姓は家族観、価値観で一人一人の考え方は様々だと思う。私が首相になった暁には選択的夫婦別姓を導入する法案を作り、国会提出して、最後は採決になるが、一人一人を縛ることは考えていない。党議拘束をかけずに法案採決に挑む」と語った。
選択的夫婦別姓を巡っては、総裁選に出馬表明した小林鷹之前経済安全保障担当相らは住民票やマイナンバーカードに請求すれば旧姓が併記されるといった制度の周知徹底を唱えている。
小泉氏は「多くの金融機関では旧姓で銀行口座やクレジットカードを作ることができない。旧姓では不動産登記ができない。契約書のサインも認められない場合がある。研究者は論文や特許の取得時に戸籍上の氏名を用いる必要があって、旧姓は利用できない」と述べた上で、「夫婦別姓を認めてほしいという声に応えたい。夫婦同姓がいいという人は、同性が今まで通り残っている。一人一人の願いに応じて選択を増やしていく。そこに決着をつけたい」と語った。
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/00b9b38f666ba2bbc5f6c91a72f6d6a22e55590a